文字変換シリーズの第3段です。

英字の大文字をキーボードから入力するはどのようにしていますか?
Shiftキーを押しながら打つのも指が大変だし、Caps Lockをかけたままでは小文字を打つときにややこしいし、と、英字の大文字を打ち込むのは意外と手間だったりもします。

そこで、もしすべての英字を大文字の表記にしたいときは「UPPER(アッパー)関数」を使いましょう。
UPPER関数は、すべての英字を大文字に変換します。
なので、UPPER関数を使えば、小文字が混ざっていたり、すべてが小文字だったりしても、一発で大文字に変換できるのです。
操作は簡単で、関数を選んで大文字にしたい文字の入っているセルを選ぶだけです。

一方、英字をすべて小文字に変換する関数は「LOWER(ロワー)関数」といいます。
操作方法はUPPER関数と同じなので、セットで覚えておくといいですね。

◇UPPER(アッパー)関数…英字をすべて大文字に変換する /UPPER(文字列)
◇LOWER(ロワー)関数…英字をすべて小文字に変換する /LOWER(文字列)

英字をすべて大文字に変換する方法(UPPER関数)

文字と小文字が混じっている英字をすべて大文字表記に変換しましょう。

 

1.大文字を表示させるセル(B2)を選択し、関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

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2.関数の挿入ウインドウが開くので、[関数の分類(C)]から「文字列操作」を選び、[関数名(N)]から「UPPER」を選び「OK」ボタンをクリックします。(小文字表記にしたいときは「LOWER」を選びます)

 

3.「文字列」欄に、セルA2を選択します。

↓ ↓ ↓

 

4.「文字列」欄に「A2」と表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。

 

すべて大文字に変換されました。

 

では、数式を下のセルにコピーしましょう。

5.コピーするセル(B2)の右下にマウスポインターをおいて、フィルハンドル(+)をダブルクリックします。

 

ほかのセルの文字もすべて大文字に変換されました。

 

 

前回、英数字やカタカナを全角文字から半角文字にするASC関数をご紹介しました。

そこで今回は、その反対で、半角カタカナが混じっているのを全角にしたり、半角数字をすべて全角にしたいときなどに役立つJIS関数を紹介しましょう。

操作は簡単で、関数を選んで全角文字にしたいセルを選ぶだけです。

◇JIS(ジス)関数…半角文字を全角文字に変換する /JIS(文字列)

半角文字を全角文字に変換する方法(JIS関数)

半角文字と全角文字が混じっている電話番号、建物名、番地を全角に変換しましょう。

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1.全角文字を表示させるセル(B2)を選択し、関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

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2.関数の挿入ウインドウが開くので、[関数の分類(C)]から「文字列操作」を選び、[関数名(N)]から「JIS」を選び「OK」ボタンをクリックします。

 

3.「文字列」欄に、セルA2を選択します。

↓ ↓ ↓

 

4.「文字列」欄に「A2」と表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。

 

半角文字が全角文字に変換されました。

 

では、数式を下のセルにコピーしましょう。

5.コピーするセル(B2)の右下にマウスポインターをおいて、フィルハンドル(+)をダブルクリックします。

 

ほかのセルの文字もすべて全角文字に変換されました。

 

 

顧客リストや住所録において、郵便番号や電話番号などの数字、住所に入っているカタカナや英語が全角だったり半角だったりと混じっているときはありませんか?

日ごろ、あまり気にしていないと思いますが、全角文字か半角文字かに統一されていないと、検索やデータを絞り込むときにうまくできないことがあります。
かといって、手入力で直していくのも手間ですよね。
実は、そういうときに便利な関数があるのです。

ということで、今回は、
全角文字を半角文字にするASC関数を紹介しましょう。
操作は簡単で、関数を選んで半角文字にしたいセルを選ぶだけです。

◇ASC(アスキー)関数…全角文字を半角文字に変換する /ASC(文字列)

全角文字を半角文字に変換する方法(ASC関数)

全角文字と半角文字が混じっている電話番号を、半角文字に変換しましょう。

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1.半角文字を表示させるセル(B2)を選択し、関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

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2.関数の挿入ウインドウが開くので、[関数の分類(C)]から「文字列操作」を選び、[関数名(N)]から「ASC」を選び「OK」ボタンをクリックします。

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3.「文字列」欄に、セルA2を選択します。

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↓ ↓ ↓

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4.「文字列」欄に「A2」と表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。

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全角文字の電話番号が半角文字に変換されました。

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では、数式を下のセルにコピーしましょう。

5.コピーするセル(B2)の右下にマウスポインターをおいて、フィルハンドル(+)をダブルクリックします。

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ほかのセルの文字もすべて半角文字に変換されました。

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書類を送るために送り先住所が必要なのですが、都道府県、市町村などが別のセルに入力されている住所データしかありません。さてどうしましょう?

そのようなときに役立つ関数があります。
それは、「CONCATENATE(コンカティネイト)関数」といって、セルのデータをつなげて表示します。

「&」を使ってつなげていく方法もありますが、CONCATENATE関数で式を作るほうがミスなく簡単にできます。特に、つなげるセルが多いときは関数を使ことをおすすめします。

◇CONCATENATE関数・・・複数のセルに入力されている文字列を結合します。(30個まで)

CONCATENATE=(文字列1,文字列2,文字列3,・・・)

セル内のデータをつなげる方法(CONCATENATE関数)

下の別々のセルに入力されている住所データをひとつにつなげてみましょう。

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1.ひとつにした住所を表示するセル(A5)を選択し、関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

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2.関数の挿入ウインドウが開くので、[関数の分類(C)]から「文字列操作」を選び、[関数名(N)]から「CONCATENATE」を選び「OK」ボタンをクリックします。

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3.「文字列1」欄にマウスカーソルがあるのを確認し、セルA2を選択します。

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4.「文字列1」欄に「A2」と自動的に入力されたら、次に「文字列2」欄をクリックし、セルB2を選択します。

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「文字列2」欄をクリックしてから↓

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5.「文字列2」欄に「B2」と自動的に入力されたら、同様に「文字列5」までセルを選択していき、スクロール下の「▼」を1回クリックします。

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↓ ↓ ↓ ↓

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6.住所と建物名の間に「スペース」を入れたいので、「文字列6」の欄が表示されたら、キーボードから半角スペースを入力します。

そして、スクロール下の「▼」を1回クリックします。

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7.「文字列7」の欄が表示されたら、セルF2を選択します。

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8.「文字列7」欄に「F2」と入力されたら、「OK」ボタンをクリックします。

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住所がひとつにつながって表示されました。

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