商品別、社員別など同じ条件のデータを合計する方法として、以前、SUMIF関数をご紹介しました。
では「地域別」かつ「商品別」などのように複数の条件がある場合はどのようにすればよいでしょう?

ということで今回は、複数の条件のデータを合計する方法、SUMIFS関数をご紹介します。
「SUMIF」に「S」がつくのでSUMIF関数の複数形のようなものですが、数式の順序が少し違うので気をつけてくださいね。

◇SUMIFS関数・・・合計対象範囲の中から、指定した範囲内の検索条件と同じデータをさがし、そのすべての条件を満たすデータに対する計をもとめます。
SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,・・・・)

複数の条件のデータを合計する方法(SUMIFS関数)

下表の一覧から、
「ビジネス名刺の配送での売上」
「個人名刺の配送での売上」
ビジネス名刺の店頭での売上」
「個人名刺の店頭での売上」をそれぞれもとめてみましょう。

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<もとめ方>
まず、合計する範囲・売上額(E列)を指定。
条件範囲1に商品名(B列)、条件1に「ビジネス名刺(G3)」を指定、条件範囲2に納品(C列)、条件2に「配送(H2)」をそれぞれ指定します。

 

1.合計を表示したいセル(H3)を選択し、関数の挿入ボタン「fx」をクリックします。

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2.関数の挿入ウインドウが開くので、[関数の分類(C)]から「数学/三角」を選び、[関数名(N)]から「SUMIFS」を選び「OK」ボタンをクリックします。

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3.「合計対象範囲」欄をクリックし、セルE2からE15(売上額)を範囲選択します。

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4.「合計対象範囲」欄に「E2:E15」と自動的に入力されるので、そのまま[F4]キー(ファンクションキー)を1回押して絶対参照「$E$2:$E$15」にします。
(数式をコピーしたときに、範囲が変わらないように絶対参照にします)

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5.次に「条件範囲1欄をクリックし、B2:B15(商品名)を範囲選択します。

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条件範囲1」欄に「B2:B15」と自動的に入力されるので、そのまま[F4]キー(ファンクションキー)を1回押して絶対参照「$B$2:$B$15」にします。
(数式をコピーしたときに、範囲が変わらないように絶対参照にします)

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6.次に「条件1欄をクリックし、セルG3(「ビジネス名刺」)を選択します。

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条件1」欄に「G3」と自動的に入力されるので、そのまま[F4]キー(ファンクションキー)を3回押して絶対参照「$G3」にします。
(数式をコピーしたときに、列番号(G列 )が変わらないようにします)

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7.次に「条件範囲2欄をクリックし、C2:C15(納品)を範囲選択します。

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条件範囲2」欄に「C2:C15」と自動的に入力されるので、そのまま[F4]キー(ファンクションキー)を1回押して絶対参照「$C$2:$C$15」にします。
(数式をコピーしたときに、範囲が変わらないように絶対参照にします)

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8.次に「条件2欄をクリックし、セルH2(「配送」)を選択します。

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条件2」欄に「H2」と自動的に入力されるので、そのまま[F4]キー(ファンクションキー)を2回押して絶対参照「H$2」にします。
(数式をコピーしたときに、行番号(2行目 )が変わらないようにします)

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これで「ビジネス名刺の配送での売上」が求められました。

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では、数式をコピーして他の売上合計ももとめてみましょう。

9.コピーするセル(H3)の右下にマウスポインターをおいて、フィルハンドル(+)をダブルクリックします。

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「個人名刺の配送での売上」がもとめられました。

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10.セルH3を選択し[Ctlr]キー+「C」でコピーをします。

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貼り付けたい先のセルを指定し、[Enter]キーを押します。

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「ビジネス名刺の店頭での売上」と「個人名刺の店頭での売上」がもとめられました。

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◎おまけ
数式のカッコ内をクリックすると、指定している箇所が色別で表示されます。
どこを指定しているかを確認したいときに利用すると便利ですよ。

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